ジャズリトミック
ジャズリトミックとは?実は正式にジャズリトミックというものがあるわけではないのですが、シャルテ音楽教室の取り組みの中で、生まれた言葉です。
まず、みなさんがよく聞くリトミックとは何か?
以下、リトミック研究センターより引用します。
「音楽を基礎とするものではあるが、単に音楽学習の準備であるにとどまらず、
むしろそれ以上に一般教養の一体系である」(エミール・ジャック=ダルクローズ)リトミックは、楽しく音楽と触れ合いながら、基本的な音楽能力を伸ばすとともに、身体的、感覚的、知的にも、これから受けるあらゆる教育を充分に吸収し、それらを足がかりに大きく育つために、子どもたちが個々に持っている「潜在的な基礎能力」の発達を促す教育です。
リトミックとは、遊びの要素を取り入れながら楽しく音楽の技術を自然に身につけましょう!という取り組みなのです。
なぜリトミックが必要か?
色々な理由があるとは思いますが、一つに楽器の練習という事があります。
楽器の練習というのは、音出すことから始まり、指の練習から様々な要素があります。それは時に、楽しくもあり苦しくもあります。(そこを乗り越えると楽しい世界が待っています。)
が、なかなかこどものうちからその練習に耐えうる感覚は希なものです。
もちろん練習が好きでたまらないという子もいますが。
そこで、まずは楽しく時にはゲーム感覚で音楽に取り組む事により、自然に音楽の必要な技術を習得できるのがリトミックです。
実際にはこどもの音楽教育として取り入れられていますが、大人にとっても重要な技術です。
ジャズとリトミックが出会ったら
ジャズとリトミックには共通点があります。それは、リズムです。
どちらも音楽においてリズムが重要視されています。
その他、音感といって音程の感覚や和音・ハーモニーなど様々な要素もありますが、まずはリズムです。
ジャズというと”大人が夜お酒を飲みながら聴く音楽”のようなイメージもありますが、実はジャズはもともとダンスミュージックでもあり、こども達にとっても楽しいリズムの音楽なのです。
そんなジャズを子供達に親しんでもらいたいと、2011年よりこども向けのジャズプロジェクトを始めました。
はじめは地元岐阜ではじめたコンサートも話題を呼び、愛知、三重と東海地区に広がり、最近では東京・大阪からも依頼が来るようになりました。
実際のコンサートの中でもふんだんにリトミックの要素を取り入れています。
シャルテ音楽教室のリトミック
シャルテ音楽教室のリトミックコースもこども達に人気のコースです。
足立 祥子(あだち しょうこ)ー リトミックコース
岐阜在住。岐阜県立加納高等学校音楽科を経て、
福地 香代子(ふくち かよこ)ー ベビーリトミックコース
飛騨市古川町出身。
高山西高等学校卒業。相愛大学音楽学部声楽学科卒業。
兵庫教育大学大学院学校教育研究科修了。
小学校講師、中学校教諭を結婚を機に退職。
その後、児童館職員、結婚式場の聖歌隊、東海学園大学非常勤講師を行う。